山岸 真澄 (ヤマギシ マスミ)

農学研究院 基盤研究部門 生物資源科学分野准教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(農学), 京都大学
■ URL
researchmap URL■ ID 各種
研究者番号
  • 40210348
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 開花の早晩性
  • 花の香り
  • 転写制御
  • 花色
  • ユリ
  • 園芸学
  • 育種学
  • ornamental crop
  • Horticultural Science
  • Plant breeding
研究分野
  • 環境・農学, 園芸科学
  • ライフサイエンス, 遺伝学
  • 環境・農学, 遺伝育種科学
■ 担当教育組織

研究活動情報

■ 論文
■ その他活動・業績
  • 高温が花や果実のアントシアニン着色に及ぼす影響
    山岸真澄, 植調, 59, 8, 12, 21, 2025年, [招待有り], [筆頭著者, 責任著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
  • ユリの香りとその育種
    山岸真澄, FFIジャーナル, 230, 1, 11, 15, 2025年, [招待有り], [筆頭著者, 責任著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
  • ユリ野生種の遺伝資源としての利用
    山岸真澄, 農業および園芸, 93, 7, 576, 581, 2018年07月, [筆頭著者, 責任著者]
    日本語
  • 利尻島に生育する栽培ヒナゲシ種子の札幌市における播種時期が発芽に及ぼす影響および生活史
    近藤哲也・吉田恵理・山岸真澄・愛甲哲也, 利尻研究, 31, 7, 17, 2012年
    日本語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
  • スカシユリ花色の遺伝様式
    山岸 真澄, 農業および園芸, 80, 12, 1267, 1271, 2005年12月
    養賢堂, 日本語
  • Shoot signals and molecular regulation of P-deficiency induced genes in cluster roots of white lupin
    Junqi Liu; Masumi Yamagishi; Claudia Uhde-Stone; Bruna Bucciarelli; Deborah Samac; Deborah Allan; Carroll Vance, Plant Nutrition for Food Security, Human Health and Environmental Protection. Proceedings of the 15th Plant Nutrition Colloquium, 94, 96, 2005年09月
    英語
  • Genetic analysis of floral pigmentation in Asiatic hybrid lily: mapping trait loci and candidate gene mapping approach
    Masumi Yamagishi; Akira Nakatsuka, Proceedings of 10th International Congress of SABRAO, A-08, The Society for the Advancement of Breeding Researches in Asia and Oceania, 2005年08月, [筆頭著者]
    英語
  • Differential activities and transcript levels of superoxide dismutases in two Solidago virgaurea populations from different altitudes
    MURAI, R; M. YAMAGISHI; S. TAKUMI; K. MURAI, Bulletin of Research Institute of Agricultural Resources, Ishikawa Agricultural College, 5, 5, 9, 16, 1997年
    石川県農業短期大学農業資源研究所, 英語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
  • 体細胞突然変異体の出現と変異形質の遺伝
    山岸真澄; 島田多喜子, 組織培養, 22, 11, 430, 435, 1996年11月, [筆頭著者, 責任著者]
    日本語
  • Distorted segregation of RFLP markers in anther culture-derived rice plants
    YAMAGISHI, M; M. YANO; Y. FUKUTA; K. FUKUI; M. OTANI; T. SHIMADA, Proc. 2nd Asian Crop Sci. Conference, Fukui, Japan, 768, 769, 1996年08月, [筆頭著者]
    英語
  • Nodular callus induction and bulblet regeneration from anther tissue of Lilium longiflorum
    YAMAGISHI Masumi, Bulletin of Research Institute of Agricultural Resources, Ishikawa Agricultural College, 4, 52, 59, 1995年
    英語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
  • Effects of mannose on enlargement of in vitro bulblets of Lilium japonicum Thunb
    YAMAGISHI Masumi, Bulletin of Research Institute of Agricultural Resources, Ishikawa Agricultural College, 4, 86, 89, 1995年
    英語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
  • PCR法によるユリ属の種・品種の識別
    山岸真澄, 農耕と園芸, 1993年9月号, 50, 51, 1993年09月, [筆頭著者]
    日本語
  • Genetic analysis of rice mutants obtained by anther culture
    SHIMADA, T; M. YAMAGISHI; M. OTANI; T. KOBA; M. TAKAMURA; H. NIIZEKI, CURRENT PLANT SCIENCE AND BIOTECHNOLOGY IN AGRICULTURE, 15, 353, 356, 1993年
    記事・総説・解説・論説等(国際会議プロシーディングズ)
  • Effects of in vitro culture temperature and cold treatment on breakage of dormancy in bulblets of Lilium japonicum Thunb.
    YAMAGISHI Masumi, Bulletin of Research Institute of Agricultural Resources, Ishikawa Agricultural College, 3, 26, 30, 1993年
    英語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
  • In vitro propagation of triploid Fritillaria camtschatcensis (L.) Ker-Gawler.
    YAMAGISHI Masumi, Bulletin of Research Institute of Agricultural Resources, Ishikawa Agricultural College, 2, 19, 26, 1991年
    英語, 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
■ 書籍等出版物
  • Virus-induced gene silencing in lilies using Cucumber Mosaic Virus vectors. In: Courdavault V., Besseau S. (eds) Virus-Induced Gene Silencing in Plants: Methods and Protocols.
    Keisuke Tasaki; Masumi Yamagishi; Chikara Masuta, Methods in Molecular Biology, vol 2172. pp. 1–13
    Humana Press, 2020年, [分担執筆]
  • 4.3 Floriculture. In: Frontiers of Agricultural Science
    Masumi Yamagishi, pp. 98–101
    Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, 2015年, [分担執筆]
  • 鈴木正彦編、農学基礎シリーズ園芸学の基礎
    山岸 真澄, 5-II 品種の成り立ちと改良
    農文協, 2012年, [分担執筆]
  • イネの葯培養能力を支配する染色体領域(大川安信・岡成美編,第39回日本育種学会シンポジウム報告第2部・植物体再分化—ゲノムと遺伝子発現,育種学最近の進歩第39集)
    山岸真澄, pp. 29–32
    日本育種学会, 1997年, [分担執筆]
  • クロユリ(3倍体クロユリ)(農文協編,農業技術体系花卉編第5巻草花類の培養苗生産)
    山岸真澄, pp. 475–477
    農文協, 1997年, [分担執筆]
  • 三倍体クロユリの茎・葉からの子球増殖(新美芳二編,図解花のバイオ技術—増殖・育種とその関連技術)
    山岸真澄, p 52–53
    誠文堂新光社, 1992年, [分担執筆]
■ 主な担当授業
  • 農業植物科学特論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 農業植物科学特論演習, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 園芸科学特論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 園芸科学特論演習, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 一般教育演習(フレッシュマンセミナー), 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 生物資源科学特講, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 生物資源科学実験Ⅰ, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 細胞工学, 2024年, 学士課程, 農学部
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • ユリの花成誘導におけるageパスウェイの解明-種子繁殖性ユリの開発は可能か?
    科学研究費助成事業
    2022年04月01日 - 2025年03月31日
    山岸 真澄; 中塚 貴司
    ユリは幼若相の期間が長く、種子から育てると開花までに数年かかるため営利栽培では栄養繁殖されている。SQUAMOSA PROMOTER-BINDING PROTEIN-LIKE (SPL) 遺伝子ファミリーは幼若相から成熟相への転換や花成誘導を制御する転写因子で、microRNA156 (miR156) によって負に制御され、花成を誘導するageパスウェイにおいて中心的な役割を担っている。これまでの研究よりユリのSPL遺伝子は花成ホルモンのFTよりもより密接に花成に関わっていると予測されている。本研究では、(1) ユリの形質転換体を用いたreverse geneticsにより個々のSPL遺伝子の機能を明らかにして、ユリの花成誘導機構の全体像を解明する。(2) miR156蓄積量の減少とSPLの発現を促進する内的・外的な要因を検討する。本研究の結果、多年生植物の多様な花成誘導機構がまた一つ明らかになる。相転換に関わるSPLの発現を促進する条件が分かれば、幼若相の期間を短縮する手がかりとなり、種子繁殖性ユリの開発につながる。
    これまでにSPL13a、SPL9、SPL15、MIM156(miR156の蓄積を抑制する)と、FT1、FT8を過剰発現させた形質転換ユリを育成し、遺伝子の機能解析を進めた。ユリのSPLは幼若相から成熟相への転換や花成誘導を制御するが、そのなかでも節間伸長(抽苔)に多大な効果を示すことが明らかになった。節間伸長に対するSPLの効果は他の植物種では報告されていない。得られた結果をもとにユリのageパスウェイ全容の解明を進める。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K23596
  • ユリの花成誘導におけるageパスウェイの解明-種子繁殖性ユリの開発は可能か?
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2022年04月 - 2025年03月
    山岸 真澄; 中塚 貴司
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 22H02331
  • ユリを始めとする花き園芸植物において花の模様形成に関わるmicroRNAの解析
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2019年04月 - 2022年03月
    山岸 真澄; 中塚 貴司
    花の模様のひとつにバイカラーがある。バイカラー発生のしくみをユリで解析した。ユリの花でアントシアニン生合成を調節しているMYB12の蓄積量は白い部分で有意に減少していた。一方でmicroRNAの一つmiR828が花弁の白い部分で優先的に蓄積していた。このmiR828はMYB12のmRNAを選択的に切断すること、その後さらにMYB12 mRNAを細かく分解していることが分かった。白い部分で特異的に蓄積したmiR828が、MYB12の発現を抑制してアントシアニン生合成を阻害したと考えられた。microRNAが花の模様形成に関わっていることを示すのは本研究が初めてである。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 19H02945
  • ユリ花弁の模様形成に関わるmicroRNAの解析
    秋山記念生命科学振興財団研究助成<一般>
    2019年04月 - 2020年03月
    山岸真澄
    秋山記念生命科学振興財団, 研究代表者
  • オリエンタルハイブリッド起源種の多様性解析およびユリの栽培化に関わる遺伝子の探索
    基盤研究(C)
    2015年04月 - 2018年03月
    半田高
    文部科学省, 競争的資金
  • ユリのゲノム研究基盤を利用した花色・早晩性・香りの解析
    基盤研究(B)
    2015年04月 - 2018年03月
    山岸 真澄
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 転写型遺伝子サイレンシング(TGS)によるシンテッポウユリの花色改変
    挑戦的萌芽研究
    2015年04月 - 2017年03月
    山岸 真澄
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • ユリ属におけるゲノム研究基盤の構築と花色に関わる量的形質の解析
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2012年04月 - 2015年03月
    山岸 真澄
    ユリは最も重要な花き園芸作物の1つである。逆遺伝学的手法が無いことや単離されている遺伝子の数の少ないことが、ユリにおける有用形質の解析を妨げている。本研究ではユリでvirus-induced gene silencingの手法を確立し、RNA-seqによってユリ花弁で発現している配列を網羅的に解析した。さらに、ユリにおいて花色を決定している遺伝子の特定に至った:LhMYB12-Latは花弁に発生するしぶき斑点を制御しており、LhMYB15は光に応答して蕾の外側が強く発色する現象、bud-blushに強く関わっており、さらにカノコユリの白花の発生には2つの異なる経路があることを明らかにした。
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24380014
  • スカシユリのアントシアニン生合成を制御しているMYB遺伝子の機能解析
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2010年 - 2011年
    山岸 真澄
    スカシユリ花弁におけるアントシアニン色素の蓄積は優性の一遺伝子に支配されている.生合成遺伝子の転写を制御している転写調節因子の発現を解析したところ,色素が蓄積している花弁でのみLhMYB12転写調節因子の発現が認められることより,LhMYB12遺伝子が品種間差異を決めていると予測された.しかしLhMYB12の優性対立遺伝子と色素の蓄積が共分離することはまだ示されていない.'モントルー'と'ルノアール'の交雑に由来するF1集団を用いて遺伝分析を行ったところ色素発現とMYB12遺伝子は共分離したことより,MYB12遺伝子が品種間差異の原因になっていることを確かめた。LhMYB12遺伝子を増幅するために用いたPCR primerはピンク花のDNAマーカー選抜に応用できる.一方で,スカシユリ花弁のピンク色には,light pink, pink red, chocolate brownなどの違いが認められる.この色調の違いはアントシアニンの組成の違いではなく,主に,アントシアニンの蓄積量の差によること,色素の蓄積量とLhMYB12の発現量には正の相関が認められること,さらにcDNAの解析からlight pinkの品種にはLhMYB12-Ren対立遺伝子が、pink redの品種にはLhMYB12-Mon対立遺伝子があること、しかし対立遺伝子と色調には関連が無いことを確かめた.色素の蓄積...
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 22580022
  • アスパラガスにおける両性花および単性花形成に関わる分子機構の解明
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2008年 - 2010年
    増田 清; 山岸 真澄; 駒井 史訓; 鈴木 正彦
    アスパラガスの同型接合雄性は超雄とも呼ばれ、全雄種子生産の花粉親として用いられている。しかし、同型接合雄性(YY)と異型接合雄性(XY)を短期間に判別する方法は確立されていない。そこで、雄性両性同体性アスパラガスの自殖種子から、同型接合雄性および異型接合雄性の遺伝子型をもつ植物体を育成し、両者を識別する方法を検討した。その結果、雄性判別DNAマーカー(AspTaq1)の定量値をもとに判別することが可能であることがわかった。
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 20380014
  • 札幌キャンパスに自生するクロユリ集団の保全法の確立
    新渡戸基金研究助成
    2009年
    山岸 真澄
    新渡戸基金研究助成, 研究代表者, 競争的資金
  • スカシユリ花色の品種間差異の発生に関わる遺伝子の単離とRNAiによる機能解析
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2005年 - 2007年
    山岸 真澄; 増田 清; 中務 明
    カロチノイドとアントシアニンはスカシユリ花弁における主要な色素であり、これらの色素発現の遺伝的な背景を明らかにすることは育種の効率化に役立つと期待される。花弁にカロチノイドを蓄積する黄花の品種'コネチカットキング'は花弁にアンスラキサンチン、ビオラキサンチン、ルテインを主に含むことが分かった。'コネチカットキング'より、これらの色素の合成と分解にあずかる遺伝子を単離した。合成にあずかる構造遺伝子としてPSYa,b、PDS、ZDSa,b、CRTISOa,b、LCYBa,b、HYB、ZEP及びLCYEを単離した。多くの植物種ではこれらの構造遺伝子は原則シングルコピーであるとされているが、ユリでは他の植物種と異なり、基本的に2コピーずつ単離された。さらに花弁におけるカロチノイドの分解(酸化的開裂)に関わる遺伝子としてCCD4を単離したところ、少なくともユリでは5コピー存在することが分かり、これもキク(2コピー)など他の種よりも多かった。これらの遺伝子の器官特異的発現と品種間差異を調査した。スカシユリはアントシアニンとしてシアニジンルチノシドを有している。アントシアニン合成を制御する転写調節遺伝子としてbHLH1と2を花弁より単離した。これらはいずれも花弁で発現が認められたが、発現量はbHLH2の方が高く、また、bHLH2の発現量の変化はアントシアニンの蓄積量の消長とよく対応したこと...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 17380015
  • アスパラガスにおけるホメオティック変異体の分子生物学的解析と雌雄花器官の形成制御
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2005年 - 2007年
    増田 清; 山岸 真澄; 星野 洋一郎
    アスパラガスには雄性活性因子Mを同型接合体として持つ系統(超雄性系統)が存在し,このような遺伝子型をもつ系統を花粉親として用いると次世代には雄性個体のみが生じる。そのため,種子生産を目的として超雄性系統の育成が行われてきた。超雄性系統を得るには,雄性花でありながら雌蕊に受精能力をもつ花を着生する系統(雄性両性同株系統)を利用する方法がある。しかし,結実性雄性花を着生する系統は稀にしか存在せず,実際に育成された超雄性系統は極めて限られている。アスパラガスの花は両性花として分化した後,花器官の発育不全により単性花に成熟する。花器官の形成はMADS-box遺伝子によって決定されることがわかっている。アスパラガス'Gold Schatz'の系統(GS#2)は,本来雄蕊が分化する位置,Whorl3に雌蕊様器官を形成する。その変異の原因を調べたところ,クラスB遺伝子の発現低下が関係していることが明らかになった。'GS#2'では雌花形成の際に起こるはずの雄蕊の発育不全が見られず,whorl3に形成された花器官は発育し続けることから、性発現に障害が起きでいると推定される。野生型系統を花粉親として交雑した結果,次世代の表現型はすべて野生型となった。このことから,'GS#2'のホメオティック変異は劣性形質であると考えられた。今後の研究として,'GS#2'の変異形質を次世代個体で発現させる手法の確...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 17380014
  • クラスター根の形態形成に関与する遺伝子のRNAiによるスクリーニングと機能解析
    科学研究費補助金(萌芽研究)
    2005年 - 2006年
    山岸 真澄
    リン酸は窒素に次いで欠乏しやすい要素である。土壌中のリン酸の大部分は結合型で、植物が直接吸収できる可溶型リン酸の土壌溶液中の濃度はおよそ1pM程度、植物体内との濃度差は2千倍以上になる。ルーピンやヤマモガシ科の植物はクラスター根と呼ばれる特殊な根を作る。この根は1cm程度の短い側根を大量に密集させて発生することで表面積が通常の根の100倍以上になる。加えて酸性フォスファターゼや有機酸の分泌量が上昇しており、結合型のリン酸を溶かして吸収する能力が強い。クラスター根の形成はリン酸欠乏やオーキシンで促進されることが分かっているが、クラスター根を誘導する遺伝子やシグナル伝達系については分かっていない。白花ルーピンのクラスター根形成に関与する遺伝子を明らかにするために、クラスター根誘導のかかった根からcDNA libraryをすでに作成した。本研究ではこのlibraryからRNAi法(遺伝子ノックアウト法の一つ)で目的の遺伝子をスクリーニングして、その機能を解析する。まずRNAi法の開発に取り組んだ。作物でクラスター根を作るのは白花ルーピンだけであるが、白花ルーピンは形質転換できない。そこでpeanut stunt virus(PSV)を用いたRNAi法を検討した。この方法は形質転換を必要としない。光合成に必須な遺伝子であるPDSをこの方法でノックダウンしたところ、葉に白い斑が入り、か...
    文部科学省, 萌芽研究, 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 17658032
  • RFLPマーカーを利用したスカシユリの連鎖地図の作成と有用遺伝子のマッピング
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    1999年 - 2001年
    山岸 真澄
    スカシユリ品種の'モントレー'(ピンク花、斑点有り)と'コネチカットキング'(黄花、斑点無し)の交雑に由来するF_1集団96個体を用いて、分子マーカーによる連鎖地図を作成した。その結果'モントレー'では95のマーカーからなる26の連鎖群が、'コネチカットキング'では119のマーカーからなる24の連鎖群が得られ、連鎖群の全長はそれぞれ868、1112cMであった。連鎖地図作成に用いたF_1集団の各形質を調査して、これらの形質を支配する遺伝子座を連鎖地図上にマッピングした。花弁のアントシアニン色素の発色を支配する遺伝子座はモントレーの第1連鎖群に、花弁の斑点発生に関わる遺伝子座は'コネチカットキング'の第1連鎖群と第18連鎖群に、花弁のカロチノイド色素の発色を制御する遺伝子座は'モントレー'の第6連鎖群上に、それぞれマッピングされた。これらの遺伝子座と連鎖するDNAマーカーはスカシユリの育種におけるDNAマーカー選抜に利用可能である。次に、アントシアニンの発色に関わる遺伝子をcDNAライブラリーから単離し、発現解析を行った.3種類のCHS、1種類のDFRおよび1種類のMyb遺伝子はそれぞれの器官に特異的な発現パターンを示し、これらの中でDFR遺伝子が花弁のアントシアニン色素の有る無しと最もよく一致した発現パターンを示すことが分かった。また、これらの遺伝子は花弁に,アントシアニンを...
    文部科学省, 基盤研究(C), 島根大学, 研究代表者, 競争的資金, 11660031
  • 白山山系における高山植物の多様性の解明と遺伝子資源の保全法の確立に関する研究
    科学技術振興調査費 地域流動研究
    1993年04月 - 1997年03月
    清水 建美
    科学技術庁, 競争的資金
  • イネ葯培養に応答する遺伝子のマッピングと機能解析
    笹川科学研究助成
    1997年
    山岸 真澄
    日本科学協会, 研究代表者, 競争的資金
  • RAPD法によるユリ属の原種および交配種の識別
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1993年04月 - 1994年03月
    山岸 真澄
    ユリ属の種・種間交雑雑種・品種の遺伝的な解析に、Randomly Amplified Polymorphic DNA(RAPD)法を応用した。一般にRAPD法の場合、PCRのアニーリング温度は低いが、ユリ属でRAPD法を行う場合は、比較的高い、54℃がアニーリング温度として適当である事がわかった。10から18baseのランダムプライマーを76種類試したところ、18種類のプライマー(24%)が有効であった。これらのプライマーを用いて増幅されたDNAフィンガープリントの様相を示し、各々の種・雑種・品種の間で多型を検出し、これらを効率よく識別することができた。ユリ属のRAPD法は種や雑種や品種の鑑定に有用であると考えられた。PCRによって増幅された一部のDNA断片は、ユリ属の節(亜属)に特異的で、同じ節に属する種や、これらの種に由来する雑種に共通して増幅された。このような、節特異的なRAPDマーカーは6つ特定され、このうち1つはSinomartagon節に3つはLeucolirion b節に、1つはLeucolirion a節に、1つはArchelirion節に、それぞれ特異的であった。近年節間交雑雑種がいくつか作出されているが、7つの節間交雑雑種にRAPD法を用いたところ、各節間交雑雑種の二つの交配親がそれぞれ属する二つの節に特異的なマーカーが増幅された。この事は、節特異的なRA...
    文部科学省, 奨励研究(A), 石川県農業短期大学, 研究代表者, 競争的資金, 05760036
  • ユリ属のDNAフィンガープリント法の開発
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1992年04月 - 1993年03月
    山岸 真澄
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金